スペイドの中古車購入の際の注意点は?

スペイドの中古車購入の際の注意点は?

スペイドの中古車購入の際の注意点は?

コンパクトカーというカテゴリーの車は新車需要もさることながら、中古車需要も多いものですが、このトヨタのスペイドは思ったほど需要がありません。
これはスペイドが置かれている位置によるものと思われます。
スペイドは販売チャネル違いの兄弟車で、他系列のディーラーではポルテとして販売されています。
実はポルテの方が基本形となっており、ポルテが2代目モデルにモデルチェンジした際に作られたのがこのスペイドということになります。
ポルテではなく、あえてスペイドを作った理由はポルテはどうみても主婦層向けの車です。
軽自動車でいうところタントやスペーシアといったスーパーハイトワゴンと同じユーザー層を持ちます。
これにはスライドドアが大きく貢献しているわけですが、女性ばかりにこの車を売るのでは無駄ということでポルテを男性向けに作り直したのがこのスペイドというわけです。
しかし、トヨタのコンパクトカークラスには男性の乗られることが多い、ヴィッツというモデルがあります。
このヴィッツはかなり売れているモデルで、スライドドアの有無だけに違いで並べて売るというのも難しいといった点があります。
ましてやこのクラスは、そもそも軽自動車と競合する点がありますのでより一層販売面に厳しさを持つということになります。
こういった傾向は中古車市場においても同じで、どうしても軽自動車や他のコンパクトカーなどに需要を取られがちで中古車としての価値は低く、それによって中古車販売価格もあまり高くならないということになります。
●スペイドの中古車の傾向
スペイドはポルテが2代目となった時に作られたモデルで、現行モデルが初代モデルで現状ではその1モデルだけとなります。
当然ながら中古車として販売されているものも今のモデルだけということになりますが、このモデルはポルテと同様にモデル途中でエンジンバリエーションが変更されました。
発売当初は1.3リッターの1NR-FE型と1.5リッターの1NZ-FE型の2つが用意されていましたが、2015年の7月にポルテとしてパッソや軽自動車とかぶる部分が多いということで1.3リッターエンジンモデルを廃止し、残った1.5リッターエンジンもカローラなどと同じ、低燃費型エンジンであるの2NR-FKE型へと変更されました。
ですので、発売当初の2012年式から2015年式前半までは1.3リッターエンジンと1.5リッターエンジンの2つのエンジンバリエーション、2015年7月以降は違うエンジンの1.5リッターエンジンだけという形となりました。

中古車を選ぶ時にその車の年式によってエンジンの選択肢がある、またはエンジンが新しくなったといったようなエンジンに違いが出てくるようになりますので、年式選びは特に注意が必要かと思います。
中古車需要として多いのは初期モデルの1.5リッターエンジンモデルで、1.3リッターエンジンモデルは一部の女性ユーザーなどにだけ売れているといった具合です。
エンジンが変更になった後のモデルは、まだ台数が少ないということや年式的に新しいということから中古車販売価格がまだまだ高いので、思ったより需要が多くはないようです。
●スペイドの中古車価格
スペイドは2012年に発売されたモデルですので、2012年式以降のものが中古車市場に並ぶ形になっています。
モデルを通してみると45万円ぐらいから180万円ぐらいといった価格が付けられていますが、途中でエンジンバリエーションやエンジン形式が変わっているので、それによって分けてみると、前期型で45万円ぐらいから180万円ぐらい、後期型で140万円ぐらいから170万円ぐらいとなり、エンジン別で見てみると、1.3リッターの1NR-FE型を搭載したモデルで、90万円から135万円ぐらい、1.5リッターの1NZ-FE型を搭載したモデルで45万円から180万円ぐらい、後期型の2NR-FKE型を搭載したモデルで80万円ぐらいから170万円ぐらいまでと現在発売されているエンジンが新しくなったものの方が価値が低くなっています。
年式問わずで考えるのであれば、2015年式以降の新しいモデルを買うのが一番安く買うことができるといった感じで、続いて前期モデルの1.3リッターエンジンモデルが安く買えそうです。
●スペイドの中古車で気をつけたい部分
中古のスペイドを見る時に、必ず見て起きた部分があります。
その一つがスライドドアの開き具合です。
スペイドはコンパクトカーで唯一開口部の広いスライドドアを持つモデルですが、それが災いして、ボディ剛性の弱さをより一層引き立てる形となっています。
もともとトヨタの車はどんなモデルにおいてもボディ剛性が弱く、更に廉価モデルとして作られているコンパクトカークラスは顕著にそういった傾向を示します。
通常のヒンジドアであれば何とかぎりぎりまともな状態を維持していくことができるのですが、開口部が異常に広く、スライドドアでは車のボディを支えることができないため、更に更にボディ剛性が弱くなってしまいました。
そのため走行距離によってはボディが大きくゆがみ、スライドドアを開ける時もかなり重たかったり、途中でひっかかったり、パワースライドドア機能もモーターに負担がかかってしまったりするのです。
こういった状態になっているものは既にボディがゆがんでいる証拠で絶対に買ってはいけないものとなります。
それからもう1つ、前期モデルにつけられていた1NZ-FE型エンジンですが、このエンジンは他のモデルでもよく言われているように非常にスラッジの発生が多く、エンジン内部がかなり汚れまくっているものがたくさんあります。

スラッジ掃除などで対策をとるのですが、このエンジンの特性ですのできれいにしたとしてもまたすぐにスラッジだらけになりますのでいたちごっことなってしまうわけですが、どうせ買うなら内部が真っ黒でアイドリングすらまともに保持できない状態のものより、きれいなエンジンであった方がいいかと思います。
試乗してアクセルのツキや回転のスムーズさなどを体感し、少しでもおかしいと思った場合は避けた方がいいでしょう。

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